この章では、リスト削除を完全に手動で行う方法の説明を行います。
作業には、サーバ上のエディタの知識や、ファイルパーミションの知識が必要です。
また、作業をするにあたって、rootでのログイン、ならびにmajordomoでのログインが必要になります。
エイリアスの削除を行います。/etc/aliasesファイルの中で、以下の表記の行を削除して下さい。
(「リスト名」の表記は、新規に作られるリスト名に置き換えて記述して下さい)
リスト名:"|/usr/local/majordomo/wrapper sequencer -l サーバ名 -n -h サーバ名 リスト名-going"
リスト名-going::include:/usr/local/majordomo/lists/リスト名,リスト名-archive
owner-リスト名:リストオーナ名(メールアドレス)
リスト名-request:"|/usr/local/majordomo/wrapper resend request-answerリスト名"
リスト名-approval:owner-リスト名
リスト名-owner:owner-リスト名
リスト名-archive:"|/usr/local/majordomo/wrapper archive2.pl -a -d -f /usr/local/majordomo/lists/リスト名.archive/リスト名"
リスト削除時に削除するエイリアスの内容追加後、エイリアスを当該リスト名が削除されたエイリアスを登録するために、newaliasesコマンドを発行します。
リスト本体やアーカイブ、環境設定ファイル等を削除します。
ホームサーバにユーザ名「majordomo」でログインし、/usr/local/majordomo/listsにカレントディレクトリを移動します。
名前が[リスト名].*のファイル、ディレクトリを全て削除します。以上で、リストの削除は完了です。この作業では、ホームサーバ上でmajordomoの管理するリストが、共通して使用するディレクトリ内で、削除のオペレーションを行いますので、慎重に行って下さい。