3.2 リストの参加者のコマンド

3.2.1 リストへの参加

システムに登録されているリストに参加するためには、以下のコマンドを記入したメールを、メーリングリストシステムに送信します。
◎ subscribe <リスト名> [<メールアドレス> ]
登録がオープンなリストの場合、登録処理が終わった事を示すメールが、メーリングリストシステムより送られてきて完了します。
登録がクローズされたリストの場合は、登録のリクエストがリストの管理者に送られますので、管理者の認証と登録作業を経ないと登録されません。
メールアドレスを指定すると、現在コマンドを送っているメールアドレス以外でも、登録処理を行う事が可能ですが、このコマンドが無認証で行えるリストはあまり設置すべきではないでしょう。
(誰でも他人を登録できる状態は、管理上おおいに問題があると思われます。)

3.2.2 リストからの退会

現在メールの配信を受けているリストから退会するためには、以下のコマンドを記入したメールを、メーリングリストシステムに送信します
◎ unsubscribe <リスト名> [<メールアドレス>]
退会がオープンなリストの場合、退会処理が行われた事を示すメールが、メーリングリストシステムより送られてきて完了します。
退会がクローズされたリストの場合は、退会のリクエストがリストの管理者に送られますので、管理者の認証と退会作業を経ないと退会出来ません。
メールアドレスを指定すると、現在コマンドを送っているメールアドレス以外でも、退会処理を行う事が可能ですが、このコマンドが無認証で行えるリストはあまり設置すべきではないでしょう。
(誰でも他人を退会させられる状態は、管理上おおいに問題があると思われます。)

3.2.3 リストのログ転送

メーリングリストシステムは、全リストの投稿内容を日時単位で保存してあります。この過去のログをサーバより取得するには、以下のコマンドを記入したメールを、メーリングリストシステムに送信します。
◎ get <リスト名> <ファイルネーム>
リストの保存データの取得に関わる属性が、オープンの場合、保存データがファイル単位で1つのメールとなって、配信されます。
クローズの場合は、保存データを取得したいというリクエストが、リストの管理者に送信されますので、認証されるまでは保存データを読む事が出来なくなります。
(認証されて配信するときの形態はオープンの場合と同様です。) 参加者のみに権利が与えられている場合は、参加者は無認証で保存データを手に入れる事ができ、非参加者はクローズ設定と同じく、管理者の認証を必要とします。

3.2.4 リストのログ一覧

メーリングリストシステムは、全リストの投稿内容を日時単位で保存してあります。 この過去のログの一覧をサーバより取得するには、以下のコマンドを記入したメールを、メーリングリストシステムに送信します。
◎ index <リスト名>
リストの保存データの一覧取得に関わる属性が、オープンの場合は誰でも保存データ一覧を取得する事ができ、クローズの場合は、リクエストが管理者に送られ、認証されるまでは一覧を見る事が出来ません。
参加者のみに権利が与えれている場合は、リストの参加者はオープンの場合と同じ処理で、非参加者はクローズと同じ処理です。

3.2.5 自分が登録しているリスト一覧

メーリングリストシステムで運用されているリストの内、自分が登録(subscribe)しているリスト名を取得するには、以下のコマンドを記入したメールを、メーリングリストシステムに送信します。
◎ which [<メールアドレス>]
メールアドレスを省略した場合、メールを送信したアドレスについて処理されます。表示されるのは、登録していて、かつ登録内容を公開しているリストのみです。

3.2.6 リストの参加者一覧

あるリストに、どのような参加者が参加しているかを確認するためには、以下のコマンドを記入したメールを、メーリングリストシステムに送信します。
◎ who <リスト名>
リストの参加者表示の属性がオープンの場合、参加しているメールアドレスの一覧が送信されてきます。リストの属性がクローズの場合、リクエストが管理者に送られ、認証を得るまでは、一覧を見る事が出来ません。

3.2.7 リストの紹介を見る

あるリストの紹介メッセージを見たい場合には、以下のコマンドを記入したメールを、メーリングリストシステムに送信します。
◎ info <リスト名>
リストの紹介表示の属性がオープンの場合、紹介メッセージが送られてきます。リストの属性がクローズの場合、リクエストが管理者に送られ、認証を得るまでは、メッセージを見る事が出来ません。

3.2.8 リスト参加時のメッセージを見る

あるリストの登録時のメッセージを見たい場合には、以下のコマンドを記入したメールを、メーリングリストシステムに送信します。
◎ intro <リスト名>
リストの登録時メッセージ表示の属性がオープンの場合には、メッセージが送られてきます。リストの属性がクローズの場合、リクエストが管理者に送られ、認証を得るまでは、メッセージを見る事が出来ません。

3.2.9 登録されているリスト一覧を見る

メーリングリストシステムで運用されているリスト一覧を見るには、以下のコマンドを記入したメールを、メーリングリストシステムに送信します。
◎ lists
システムで運用されているリスト名が、一覧で表示されて送られてきます。

3.2.10 ヘルプを見る

ユーザが使うコマンドの使用方法が見たいときは、以下のコマンドを記入したメールを、メーリングリストシステムに送信します。
◎ help
コマンド一覧と、使用方法が送られてきます。

3.2.11 コマンドを終了する。

コマンドを記入したメールを、メーリングリストシステムに送信する場合、署名(シグネチャ)を付けると、エラーになって帰ってきてしまいます。
コマンドを記述した最後の行に、「end」を付けると、それ以降をコマンドと見なさなくなります。